京都に住むうえで注意したこと!子連れで引越す物件探し
京都へ転勤することになり子連れで引越ししました。京都市左京区に住んでちょうど1年になります。転勤が決まったのは2019年10月の異動でした(2020年記事作成)。
今までのように「大変だね」「頑張って」という周りからの励ましに加え
「京都!?羨ましい!」
という声も。京都と言えば人気の観光地。
転勤族のママ友からは
「転勤族の醍醐味だよね!落ち着いたら空き時間に色々観光しておいでよ」
と言われ、住み慣れた土地を離れるさみしさもありましたが、新天地での生活が楽しみになってきました。
我が家は夫と妻の私、幼稚園児が2人の4人家族です。内示から約1カ月少しで引っ越さなければなりません。
目次
京都での物件探し
京都は電車での通勤ができるので物件の範囲を京都以外にも広く探すことができます。夫の勤務先は京都駅近くです。大阪の高槻からも滋賀の大津からも京都駅までの移動時間が電車で10~20分。
高槻駅周辺は商店街があり買い物に便利と聞きますし、大津は京都と比べて家賃が半額ほどで安く、最後まで物件の候補に挙がっていました。そして最終的に京都市の左京区に決めることになりました。
物件探しで重視したこと
それまで住んでいた住居は2階建てのメゾネットタイプでした。我が家は幼稚園児が2人。
子供の騒音問題を考えメゾネットタイプかマンションの1階
近所迷惑になるような騒音はもちろん注意しますが、近所も同世代の子供が多く、これまでお互い様でやってきました。
転勤で知り合いが1人もいない慣れない土地で「下の階からの苦情」を気にして必要以上に子供を叱ったりストレスをかかえたり、なにより子供が「引っ越してから楽しくない」という思いをさせたくなく、京都市内でも住宅街が多い左京区でファミリー層が住めるメゾネットタイプの物件を選びました。
小学校まで徒歩10分以内
子供が新しい幼稚園に順調に通えるように当初は徒歩で一緒に通える園を探していましたが、実際は園バスにすぐ馴染みました。
それよりも小学校を重視して正解でした。おそらく小学校入学前の転勤はないだろうし、小学校1年生になったばかりの子供は自分で歩いて通学するだけで精一杯。徒歩10分以内の場合、子供の足では15分はかかります。なるべく通いやすい範囲にしてあげることは重要でした。
主人の会社まで電車で20分
子供の条件を中心に考えが進んでいましたが、夫の通勤を不便にするわけにもいきません。
京都駅まで電車で通え、住居から最寄りの駅は徒歩10分以内。左京区で良い物件を見つけたので地下鉄烏丸線を利用して通勤してもらうことになりました。本数も多く、通勤の際の混雑は無いようです。
京都市のおすすめスーパー
車を利用しなくても生活に不便はありませんが、子供が小さいので車で行けて一度に買い物が済むショッピング施設が便利です。
洛北阪急スクエア内イズミヤ(左京区)
イズミヤは関西を中心に展開するスーパーです。ショッピングセンターの駐車場は800台以上、平日は買い物しなくても2時間は無料です。こちらのイズミヤスーパー。店舗も充実していますが、なんといってもネットスーパーが便利でおすすめです。左京区以外にも北区、中京区、上京区の配達エリアがあり、1,500円以上の買い物から利用できるのですが、配達料が3,000円以上の買い物で無料になるのです。他店にもネットスーパーはありますが、だいたい5,000円以上で配達料100円、それ以外は400円の配達料などが相場。まとめ買いで3,000円少しの買い物ならあっという間なので頻繁に利用しています。
北大路ビブレ(北区)
地下鉄烏丸線「北大路駅」に併設されたショッピングセンター、イオンのスーパー「コーヨー」が入っています。駐車場も400台以上あるので、買い物の量によっては電車より車の方が便利です。2,000円以上の買い物で2時間無料が助かります。
フレスコ(京都市内全域)
24時間営業、深夜までの営業をしてくれるスーパーです。
イオンモール京都桂川(南区)
京都市内で一番大きいイオンモールです。近隣に空き物件が無かったので諦めたのですが、JR桂川駅に併設されたこちらの店舗は京都駅から電車で6分の距離で通勤も便利。イオンモールですべての買い物を済ませることができ、子育て世代には住むには便利そうな地域でした。
幼稚園探しは引越しした後でも大丈夫
物件の候補が挙がるとその近辺の幼稚園に空きがあるかを確認するのですが、電話をかけてみると京都市内の候補の幼稚園ほとんどが途中入園できると言われ安心しました。
候補に挙がっていた大阪の高槻周辺の幼稚園は定員の空きが無かったので、人気のある地域なのだと思います。
小学校とは違い、幼稚園は通園に多少ブランクがあいても子供に支障はありません。(子供の性格にもよりますが)定員に空きがある幼稚園の候補が複数あればホームページだけではわからない幼稚園の様子を引越し後にゆっくり見学して決めても良いかと思います。
京都市は幼稚園の教育環境に恵まれている
左京区にはたくさんの幼稚園があり、園バスも利用できます。
京都市内には立命館小学校や同志社小学校など私立小学校の数も多いため小学校受験を行う園児が大半という幼稚園もあります。何も知らず「きらら幼稚園」や「永観堂幼稚園」に定員の空きを確認していましたが、住んでみてからママ友に聞くと「あそこはお受験幼稚園だよ」と聞かされ驚きました。先生方の対応も良く「いつでも見学しに来てください」という感じでしたので、電話やホームページだけでは気付きませんでした。
同じく私立中学校も多いため、中学受験をする子も多いようです。今後の転勤もあるので受験は考えていませんが、教育熱心なお友達ができることは子供にとって良い影響になりそうだなと思っています。
転園にかかる費用は補助が出るか勤め先に確認
京都市の幼稚園の入園料は他の地方の幼稚園より少し高く5万ー10万です。途中入園でも入園料は変わりません。制服などその他の費用も前の園の物をそのまま使えるか、園の指定の文房具があるかなどよって費用が変わってきます。
転勤手当はつくと思いますが、その費用でどこまで賄えるかは会社によって違います。私は転勤での出費は仕方ないかと割り切っていましたが、夫の会社の場合、転勤手当とは別で子供の転園にかかる費用を負担してくれました。転勤前の幼稚園でも入園金の返還制度があったため、心配していたほど費用は掛かりませんでした。
勤め先に確認して思ったより手当が出るのであれば費用に悩まず幼稚園選びができると思います。
以上、幼稚園児がいる我が家の京都への転勤情報です。地方から転勤してきたため、絵本でしか見たことが無かった電車を頻繁に見たり子供は喜んでいます。幼稚園でも「転入生」というだけで初日からたくさんの子が話しかけてくれ、消極的な我が子は何もしていなくても自然と友達ができました。「あっという間に次の場所へ転勤」ということが無いよう、京都での生活を観光も含め楽しみたいです。