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茨城県神栖市への転勤【岡山県倉敷市から異動】

2008年3月に移動になり、以来12年経ちました。2020年の今も住んでいます。家族構成は主人と私、子ども3人の5人家族です。

茨城県神栖市から見た工場
茨城県神栖市から見た工場

引越し前の倉敷市では戸建てを借りて住んでいたため、それなりに荷物も多く、こちらでも戸建てを探すことになりました。

始めに、赴任先の職場の方に不動産会社を探してもらいました。そして、いくつか良さそうな物件を主人が選択し、家族全員でインターネットにより画像を見ました。そこでまた厳選し、赴任先に主人が出張で行った時、実際に見てきて決めるという形をとりました。

会社は千葉県にあるため、始めは会社の近隣で探しましたが、戸建ての貸家物件はほとんど無く、またアパートやマンションなどもないため、片道30分の通勤圏である神栖市で探しました。

神栖市は東日本大震災の時、液状化により傾いてしまう建物が多かったです。砂利を採取し、埋め立てたあとに建ったアパートや住宅は軒並み影響を受けていました。引越してくるとそんな事情は全くわからないので、探す場合は念の為不動産会社に聞いてみた方がいいかと思います。

家賃は10万円ですが、借り上げ社宅のため自己負担は3万円程でした。

目次

転勤時に気をつけたこと

やはり子どもたちのことです。当時中2、小4、小2と全員が就学しており、4年間住んだ岡山が全員大好きでした。1番上の子は思春期でもあり、転校に関して非常にナーバスになっていました。なるべく不安を減らすために、インターネットを駆使して、転校先の学校の校歌を聴いてみたり、引越し先の家のそばにどんなお店があるのか見てみたり(おそらく当時はストリートビューの存在を知らなかったか無かったか)しました。

遠方への引越しということもあり、引越しは1日では終わらないので、荷物を全て引渡し、その日は近くの観光ホテルに泊まりました。そして瀬戸内の最後の夜を堪能しました。

翌日は新幹線と高速バス、レンタカーでの移動でした。その日は移動のみで神栖市に隣接している潮来市の観光ホテルに泊まり、地元食材の夕食を済ませ、温泉に入り翌日の引越しに備えました。とにかく最初は旅行気分で…というのが我が家の転勤スタイルです。

ちょうど春休みだったこともあり、始業式までの間に、学校に必要なものはほとんど揃えました。そうでなくても転校生は目立ってしまうので、持ち物についてはなるべく同じものを揃えるよう努力しました。知り合いもいないので、各学校で先生に確認しながら走り回りました。

また、引越し当時専業主婦だったため、小学校の読み聞かせサークルに入り、お母さん方からの情報を仕入れるのに奮闘しました。

茨城県神栖市の福祉・医療

沿岸が工業地帯で大企業が連なっているため、税収も多く潤っているようで、「神福」という独自の医療制度があります。子どもやシングルマザー、低所得者に対して手厚いです。子どもについては、高校3年生の3月まで、病院代は月2回まで各600円のみ、3回目以降は無料。処方箋薬は無料です。

また、日曜日や平日19時までやっている病院があるので、子どもが急に具合が悪くなった場合に助かります。救急指定病院は、神栖済生会病院、白十字病院があります。

また、学校の給食費は半分を市が負担してくれるため、毎月2200円でした。

茨城県神栖市の交通事情

神栖市には駅がなく、最寄りの駅は隣接する市にありますがそこまで7キロほどあります。田舎特有ではありますが、公共の交通機関、特に路線バスの本数は少なく、また乗り合わせも悪い状態なので、自家用車は必須です。

駅が遠いので、東京にでるには皆さん高速バスを利用しています。鹿島セントラルホテルからは東京行きのバスが10分に1本(今はコロナの影響で多少減便されています)でているので、東京の会社や学校へ行くのに利用している方もいるようです。

茨城県神栖市の観光

茨城県はこの度ようやく人気度ランキング最下位を脱出しましたが、近隣でも比較的お気に入りの場所があるのでご紹介します。

鹿島神宮

隣接する鹿嶋市にあります。鹿島アントラーズの本拠地です。剣の神様なので、勝負事のお参りに来る方も多いです。

鹿島神宮
鹿島神宮

日川浜海岸

子どもとよくシーグラスを探しにいきました。風車がとても幻想的です。

犬吠埼

千葉県の銚子市ですが、神栖市からは20キロくらいです。本州の1番東に位置し、日の出が1番早く、初日の出を拝みに行く人も多いです。

国営ひたち海浜公園

神栖市から50キロ
5月はネモフィラ、10月は真っ赤なコキア、岡上に登ると海とのコラボが素敵です。園内のグラスハウスはその名のとおりガラス張りの建物で、池の向こうには海が広がっていて、癒される場所です。

竜神大吊橋・袋田の滝

神栖市から100キロ
竜神大吊橋ではバンジージャンプができます。吊り橋の脇から人がやっている姿をみたことしかありませんが…ちなみに料金は18000円。季節ごとに変わるソフトクリームも美味です。

袋田の滝は幅が広く、滝の上・中・下に展望する場所があり、どの場所から見ても圧巻です。冬場凍った景色も素敵ですが、雪道なので注意が必要です。

茨城県神栖市お買い物情報

スーパーはセイミヤ、タイヨー、ベイシア、カスミがあります。私のオススメはなんと言ってもタイヨースーパー。とにかく、安いです。育ち盛りの子どもがいる家庭には大助かりな店です。茨城県は野菜をなんでも作っているので、とにかく新鮮で安いです。サツマイモとピーマンの生産量が多いです。それから、海の近くということもあり、魚の種類も豊富です。

高校進学・大学進学について

千葉県に隣接しているため、千葉県の高校も選択することができます。

(県立)レベル高い順

千葉県立佐原高校
千葉県立白楊高校
銚子市立銚子高等学校
茨城県立鉾田第一高校
茨城県立鹿島高校
茨城県立麻生高校
茨城県立神栖高校
茨城県立鉾田第二高校
茨城県立波崎柳川高校
茨城県立波崎高校
茨城県立鹿島灘高校

(私立)

清真学園(中高一貫)
中学校から入る方が簡単だけれど学費が月5万円程×6年。高校から入るのは難関。佐原高校と同レベルだけれど、授業の進みが早いので、高校から入学する人たちのクラスが1クラス設けられている。

鹿島学園
各県立高校の滑り止めに受験する人が多い。(入学金の納入が県立高校の合格発表後でもいいので助かる)また、通信制もある。学費は月3万円程

千葉県の高校に行くには、小見川駅(千葉県)か鹿島神宮駅から電車で行く必要があります。各駅まではどちらも神栖市中心部より7キロほどあり、自転車もしくは家族が送迎しています。神栖市は海・川・湖に囲まれているため、千葉県側に行くには橋を渡る必要があり、通勤・通学時間は橋が大変混みます。
最近ではお金はかかりますが、各高校からバスがでています(茨城県のみ)

〈大学進学編〉
大抵の高校が進学校と名乗りをあげていますが、国立大学狙いなら、清真学園・佐原高校・白楊高校・市立銚子高校あたりへの入学がオススメです。
千葉の大学へ通っている人もいますが、ほとんどが自宅外通学をしています。

2015年当時の偏差値をもとにした情報です。

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