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札幌市へ転勤【引越先は円山公園駅エリアで探す】

2013年4月、念願の札幌市中央区に転勤して、2016年までの3年間暮らしました。もともと北海道が好きだったのと、転勤のタイミングが我が家にとっては、子どもがちょうど幼稚園から小学校へ入学する区切りだったので、 まさにグッドタイミングだったのです。

転勤先 札幌の風景
転勤の地 札幌の風景

札幌市ハザードマップ>>

目次

札幌へ転勤!家探しスタート

2月上旬に内示が出てからは大忙し。ネットや札幌支店にいる同僚にリサーチをかけ、転勤族に人気の地区、公立小学校の評判、大通駅近くにある夫の会社への通勤の便という三点を重視して検討しました。

会社から転勤手当が出るので、ちょっと贅沢して、転勤族御用達と言われる札幌市営地下鉄東西線円山公園駅にエリアを絞って、物件探し(分譲貸しマンション3LDK)を始めました。相場は地方都市としては高めの14万~15万円。憧れの地下鉄円山公園駅から大通駅はわずか3駅、乗車時間6分、ラッシュのない札幌で東京では信じられないラクラク通勤を実現出来るのです。

円山公園駅周辺は、実際に行ってみると期待以上のおしゃれな街でした。マルヤマクラスという複合施設を中心に、六花亭円山店、森彦(古民家カフェ)をはじめとして、おしゃれなパン屋さんやレストランが軒を並べています。この街の住人になると思うだけで、わくわくする、そんな街でした。

さて、札幌市内での物件探しに戻ります。ある程度リサーチが進み、特定の物件を複数選定する段になり、札幌支店の同僚から「常口アトム」という、北海道民以外知名度ほぼゼロの地元密着型不動産仲介会社をおすすめされ、問い合わせをかけ希望を伝え、こちらが家探しに行く2月中旬までに候補物件を見つくろってもらいました。

円山地区は、人気高級エリアで家賃相場も高いのですが、物件数も多く、選択肢が複数あったので助かりました。札幌市での分譲貸し物件のメリットは、すべてとは言いませんが、かなりの割合で、メインエントランスを入れば、もう屋内ということです。外が吹雪でも、一歩入れば、そこは屋内なのでとりあえずホッと出来ますし、後はエレベータで自室前まで行けるので、本当に楽ちんです。外廊下という概念がなく、共用廊下や階段なども室内なので、雪が吹き込むこともなく凍結や滑って転ぶ、濡れるなどの心配もないので快適です。それから、各戸にそれぞれトランクルームが装備されています。スキーセットやキャンプ用品など、室内に置くのは…というものを収納できるので、本当に助かりました。

札幌転勤で検討する賃貸物件!譲れないポイント

円山公園近く

我が家の希望物件の譲れないポイントは駅近(円山公園駅徒歩10分以内)厳しいようですが、真冬の札幌を甘く見てはいけません。雪国育ちでない方に、猛吹雪の中、雪道を10分以上歩くのは、かなりつらいです。(特に子ども)

都市ガスの賃貸物件必須

都市ガスであること!これ当たり前じゃんと思うかもしれませんが、札幌市内は意外にもプロパン率が高く、小規模なアパート的な物件や、賃貸用マンションなどは、ほとんどプロパンなのでご注意ください。プロパンを避けるべき理由は、ガス料金が都市ガスに比べてかなり割高になるからです。そして暖房器具を選ぶ際に、都市ガスだったらガス暖房も選択できますが、プロパンだと厳しいと思います。

屋根付き駐輪場駐車場で融雪設備あり

駐車場に融雪設備があり、かつ、屋根付きであること!確かに割高にはなりますが、出かけたいと思ったときに、すぐに出発できるありがたさは、お金には代えられません。一晩で積雪70センチとかいう事態になると、吹雪のなか、自分で雪かきしないとどこへも出かけられないという悲惨な目に合うのです。

自家用車は持たないと断言できる方は駐車場のくだりは読み飛ばしてください。でも、敢えてわたしは車のある生活を提唱します。通勤や日常の買い物などは、地下鉄の駅近であれば、まったく問題ありません。

ただ、12月末~4月初めまで雪に覆われた生活をするということは、その期間自転車には乗れないということです。現在自転車生活されている方は、この点を踏まえて物件探しされることをお勧めします。乳幼児がいるご家庭は、お子様を自転車に載せての行動が多かったと思いますが、冬場札幌では、子どもはそりに載せて、親がズリズリ引きずるというのが定番です。

札幌市への転勤で車は必要?不要?

車を持つ最大のメリット。それは広い広い北海道を縦横無尽に楽しむことができるということです。我が家では、夏に2日ほどかけて稚内までドライブ、そこでフェリーに乗り、利尻・礼文島をめぐり、トータル1週間ほどかけて、その土地でしか味わえない特産品や見ることのできない景色、体験をしました。冬は富良野やニセコなどスキーを満喫しました。いずれも車があったからできた経験です。雪道運転、確かに最初は怖いです。ビビります。冬は天候が急に変わり、猛吹雪も何度も経験し、もちろん車も4駆に買い換えましたが、運転中に手に汗握る恐怖の場面も経験しました。ホワイトアウトと言いますが、本当に前が真っ白で、前の車のテールランプも見えないというのは、本当に恐ろしく、心細いものです。

でも四輪駆動でスタッドレス履けば、そんなに危険なことはありません。かく言うわたしも運転に自信がなかったのですが、いつしか一人で運転して子どもが学校に行っている午前中、スキーを楽しんで昼までに帰宅なんてことを出来るようになりました。

というのも、自宅から車でたったの15分でスキー場に行けるのです。わたしは、もともとスキーが趣味だったので、久しぶりのスキーを子どもが小学校に行っている、平日昼間がらがらのスキー場で満喫しました。2時間券を買って、リフト待ちゼロで滑りまくる、東京にいたら夢のような時間を過ごしました。

我が家はスバルのフォレスターを転勤後に購入し、北海道を遊びつくしました。

札幌市への転勤準備をするあなたに知っておいてほしいこと

転勤に伴う引越しで、上記のポイント3項目を網羅する物件に出合いました。家賃14万5000円、屋根付きロードヒーティング装備駐車場代15000円合計16万円で即契約、札幌生活の3年間その家をベースに北海道を満喫しました。北海道札幌は平日の便利でおしゃれな都市型生活に加え、週末ちょっと足を延ばせば、大自然に囲まれる、そういう幸せな土地なのです。

実は札幌に惚れ込み永住したいと一時は真剣に考え、物件探しもしました。地方とは言え、札幌市中央区は別格でした。ものすごく垢ぬけている地域は、本当に限られたエリアのため、富裕層が住みたがるのでどうしても相場が高いのです。それと夫は戸建がいいと主張、わたしは駐車場の融雪設備などが整備されているマンションがいいと考え、意見が分かれました。さらに驚いたことに、札幌市内はまだプロパンガスが主流で、都市ガスが引かれている物件が少ないのです。戸建だと、自分で敷設しないといけないのです。このような事情から戸建を持つというのが、札幌ではものすごくハードルがたかいという難問にぶち当たり、結局諦めました。

子どもが小3の時に、東京に戻ったので、リアルタイムの受験勉強はしていませんが、今年子どもが東京で中学受験して、大学附属中学校に合格しました。同級生の札幌在住者では、ご両親がお医者のお友達が立命館慶翔という難関校に合格しましたが、それはやはりお医者様の家だからで、ほとんどのご家庭では公立信仰が強く、公立中学、公立高校、道内の大学進学というのが理想の進路と信じられています。札幌に限らず、東京以外の都市でも、まだまだ公立信仰が強いですね。

札幌では、素晴らしいママ友との出会いもあり、楽しい転勤生活を送ることができました。札幌転勤が決まった皆さま、おめでとうございます!北の大地があなたを待っています。

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